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住宅用も危険?太陽光発電の盗難事例と防犯対策

住宅用の太陽光発電の導入を検討する人が気になる点として、盗難に遭ってしまう可能性があります。太陽光発電は一般的に盗難に遭いにくいと考えられがちですが、太陽光パネルだけが盗難の対象ではないのです。ここでは今までに起きた盗難の事例を紹介するとともに、そのようなケースから読み取れる防犯対策について解説していきます。

盗難は主に産業用太陽光発電で起きている

太陽光発電の盗難として多いのは、産業用太陽光発電です。その事例のいくつかをご紹介していきます。2012年に再エネ特措法が施行されて、太陽光発電事業に乗り出す企業が増えました。その年に発生した盗難事件として、茨城県水戸市の創建工業に設置された野立ての太陽光パネルの盗難事件が起きています。太陽光発電システムの設置数が増えるとともに、全国で産業用太陽光発電の盗難が相次いでいるのです。他の事例としては、2017年4月に千葉県木更津市の太陽光発電所から大量のケーブルが盗まれた事件があります。この事件では山の斜面にあったケーブルが盗まれています。このような送電線を盗んだ犯人として逮捕されたのは、兵庫県加古川市の男です。この男は2017年5月に兵庫県で起きた太陽光発電所の送電線を繰り返し盗んだ疑いで捕まりました。また、金額が大きい盗難事件としては、2017年7月茨城県鹿嶋市で起きた1200万円相当の送電用ケーブルが盗まれる事件がありました。この事件では点検業者が作業を行う1か月の間に1900メートルの銅線が盗まれています。

産業用太陽光発電で盗難が多い理由は人目がないから

産業用太陽光発電の盗難が多い理由として、太陽光発電を行う施設は人里離れているために、犯行が見つかりにくい点があります。犯行後も発覚しにくいため、その時間で売りさばくことができるという点も犯人には都合がいいのです。産業用太陽光発電は日射量を確保するために広い面積が必要になります。広い面積を確保できる場所で日射量が多いとなると、住宅街から離れる場合が多くなります。そのような場所に太陽光発電を設置すると、住民などの目によって見守るということができなくなることが多いです。現行犯で見つかる可能性が少ない場所に高価なものが置いてあれば、盗難をしようと思い立つ人が出てきてしまうのです。実際、加古川市で逮捕された男は「無人で狙いやすかった」と供述しています。

盗難されやすいのは送電用ケーブル

産業用太陽光発電の盗難で多いのは送電用ケーブルです。太陽光発電の盗難では太陽光パネルを盗まれると思われがちですが、送電用ケーブルを盗まれる確率の方が高いです。ケーブルは銅でできているために、高い価値があります。その送電用ケーブルは工具で切断するだけで盗めることも、盗難される理由の一つです。また、銅は換金しやすいという特徴があるのです。金や銀のように銅の形状がどうであれ、価値に変わりはありません。さらに新興国で銅の需要が高く、高値で取引されているという背景も銅が売りやすい理由になっています。海外に銅線が出てしまえば、足がつきにくいため、盗難した後のリスクが少ないのです。一度海外に出てしまえば、警察が後を追うことは困難だと犯行グループは見抜いています。他に送電ケーブルが盗難されやすい理由として、太陽光パネルの重量とシリアルナンバーの問題があります。太陽光パネルは重いために運び出しが大変で、運搬にも経費がかかってしまいます。さらにシリアルナンバーが記載されているため、国内で転売すると足がつきやすいのです。一方、送電用ケーブルは太陽光パネルより運びやすいですし、シリアルナンバーがないので国内で売りさばいても足がつきにくいという特徴があります。

なぜ?太陽光パネルは盗まれにくい理由

太陽光パネルは重量があるために運搬しにくく、シリアルナンバーで管理されているため国内で売買すると足がつきやすいという特徴があります。それが盗まれにくい理由になっています。しかし、盗みにくいからといって、盗まれないというわけではありません。例えば2012年7月茨城県水戸市の太陽光発電所から、26枚の太陽光パネルが盗まれたという事例があります。このように盗まれた太陽光パネルは、国内では売買しにくいです。しかし、国内でなければ売買する方法はあるのです。海外に太陽光パネルを持っていくという方法で、盗んだ後にお金に換えることは可能になります。海外であれば日本の太陽光パネルは高値で売れて、犯行の足がつきにくくなるのです。太陽光パネルを盗む犯行グループは、このような買取り先までしっかり持っている可能性があります。売れると分かっていれば、警戒されていない太陽光パネルに狙いを絞ることも考えられます。送電用ケーブルばかりを警戒している所は、太陽光パネルの防犯が疎かになる傾向があるからです。太陽光パネルと送電用ケーブルの両方について、警戒しておく必要があるでしょう。太陽光パネルが盗まれにくいという理由で油断していると、盗難の被害にあうかもしれません。

太陽光発電の盗難対策法1.盗難補償への加入

太陽光発電の盗難対策としてまず行うといいのが、盗難補償への加入です。盗難補償は盗難を防止するものではありませんが、万が一盗難被害に遭ったときに保証を受けられることは重要です。盗難被害を防ぐことが大前提ですが、盗まれた時のリスクを考えると保証はあった方がいいでしょう。また、盗難補償に加入するときには盗難だけではなく、天災にも使用できるのかを確認しておくといいです。盗難と同じように天災で太陽光発電が壊れてしまうということも考えられます。そうなってしまうと、直すのにお金がかかるものです。他に、補償料がかかるのかなども確認しておく必要があります。補償料の金額によって加入するかどうかを決める場合もあるでしょう。盗難補償に加入する前に確認しておきたいこととして、メーカーの補償や保証を確認しておくことは必要です。太陽光発電のメーカーによって様々な補償や保証がついています。この範囲を確認することで、盗難補償で入っておきたい範囲が決まってきます。自然災害などによるトラブルが起きた時にメーカーが修理してくれるのであれば、別で補償に入らなくてもいいでしょう。

太陽光発電の盗難対策法2.防犯カメラ

太陽光発電の盗難対策法として、防犯カメラの設置は重要です。防犯カメラがあれば犯人を見つけることができるだけではなく、抑止力にもつながるからです。監視していると犯人にも分かるようにしておけば、犯人はわざわざ難易度の高いところは狙わないでしょう。犯人が防犯意識の高い太陽光発電を狙う理由は少なく、防犯カメラを設置しているだけでも、犯人心理としては狙いにくくなるのです。このように防犯の心理的効果として防犯カメラは大事です。また、万が一盗難の被害にあったとしても、防犯カメラの映像から犯人を特定することができます。犯人の特徴を映像として残しておければ、警察が犯人特定をする時の重要な資料になるのです。そのために防犯カメラを抑止力用と、映像を残しておく用に分けて設置するといいでしょう。抑止力用としては犯人や一般の人からも見える位置に分かりやすく設置します。一方で映像を残しておく用のカメラは、犯人に見つかりにくい位置に設置するといいでしょう。さらに犯行を録画できる場所に設置することが重要です。太陽光発電を行っている場所で盗むものは限られていますので、その盗まれやすい物がある所を重点的に録画するようにします。盗んでいる様子が録画できれば、その特徴から犯人を割り出しやすくなるでしょう。

太陽光発電の盗難対策法3.防犯ライト

防犯ライトの設置は太陽光発電の盗難の対策法として有効です。太陽光発電に限らず、一般的に窃盗犯は明るい場所を嫌う傾向にあります。そのため、防犯ライトが点灯した瞬間に逃げ出す可能性は大いにあるでしょう。また、センサーライトを設置しておけば、誰かが立ち入ったときに明るくなるので、防犯に役立ちます。ただし、センサーライトが点灯しただけで、何も起こらないと思う犯人もいるでしょう。そのために、照らされている場所を防犯カメラで録画しているようにみせることは効果的です。明るくなった場所から見える位置にカメラがあれば、犯行姿を録画されたと思い込みその場を逃げ出す可能性があります。このようにセンサーライトは他の防犯アイテムと組み合わせて使うことで、効果が高くなるのです。他にもセンサーライトと防犯ブザーを組み合わせてもいいでしょう。ライトがついた瞬間にブザーが鳴る仕組みにすれば、周辺の住民に気づかれると思う犯人はその場から逃げ出します。太陽光発電所から盗むものは重いものが多く、簡単に盗めません。そのため時間がかかってもいい環境が整わないと盗難できないという特徴があります。音や光が周辺住民に気づかれるかもしれないという状況では、なかなか犯行に踏み切りにくくなるのです。

太陽光発電の盗難対策法4.太陽光発電所のメンテナンス

太陽光発電の盗難の対策法として、太陽光発電所のメンテナンスを頻繁に行うことが重要です。太陽光発電所が狙われる理由として、人の出入りが少ないと思われていることが挙げられるからです。メンテナンスを怠ると窃盗犯は人が来ないと思い、狙いやすくなります。人が来なければ犯行が見つかる確率が低く、その後も発覚しないことが多くなるからです。窃盗犯としてはそのような状況を望んでいるため、できるだけ人が少ない太陽光発電所を探します。そう考えると、太陽光発電所周辺の草刈りをしたり、周辺を定期的に見回ったりすることが防犯につながるでしょう。他にも太陽光パネルや送電線のメンテナンスを定期的に行うことで、誰かが監視していると思わせることができます。太陽光発電所で盗まれるものは人の目がある場所では窃盗しにくいアイテムですので、監視が防犯に役立つのです。また、このような巡回は一定のリズムではなく、不定期で巡回することが大事になります。同じリズムで巡回していると、そのリズムの中で盗みやすい時期を特定して、盗みを働く可能性があるからです。不定期に巡回していることが分かると、盗む時期を特定しにくくなるため、犯行を諦める可能性が少なくありません。

住宅用の事例はないが油断は禁物

住宅用の太陽光発電の盗難事例は産業用に比べるとかなり少ないです。しかし、少ないだけで盗難の可能性はあります。窃盗のニュースとして取り上げられるのは主に産業用で、住宅用の太陽光発電の盗難はありません。産業用に比べると住宅用の盗難が少ないのは規模が小さいために盗難しても大きな金額にならないことや、近隣の目があるという理由もあるでしょう。そうはいっても、近隣の目が届きにくい場所や家にほとんど人がいない場合などは、盗まれる可能性があるのです。そう考えると、防犯の意識を高めておくことが重要になります。住宅用の太陽光発電の盗難が今までは少なかったからといって、油断は危険です。条件さえ整えば盗難事件が起こってもおかしくはないでしょう。太陽光発電システムが広がっていけば、窃盗できる条件に合う住宅というものも増えてきます。その時に高い防犯意識を持っていなければ、窃盗の被害に遭う可能性があるのです。そのような時のために防犯意識を高く持ち、防犯システムを構築しておくことが大事です。防犯をする時には簡単なことから始めるといいでしょう。ケーブルや太陽光パネルが盗まれていないかを確認するだけであれば、簡単にできます。防犯意識を高める第一歩としては、このような簡単なことでも効果があるのです。

まとめ

太陽光発電の盗難事例としては産業用のものが多いです。産業用であれば大量に盗むことができて、売りさばいたときに大きなお金を手に入れることができるからです。太陽光発電所から盗まれるものとして多いのは、送電線の銅線です。銅線は盗んだ後に売ることが簡単にできるために人気があるのです。太陽光パネルも盗まれることはありますが、太陽光パネルを盗むのは海外に伝手がある犯行グループの可能性が高いでしょう。このような盗難から太陽光発電のシステムを守るためには様々な盗難対策が必要になります。その中でも大事なのは防犯意識を高めておくことです。防犯意識が高くなければ、犯人に狙われやすくなるからです。また、住宅用の盗難は多くありませんが、事例が少ないからといって今後も起きないとは限りません。住宅用の太陽光発電を守るために防犯意識を高めておきましょう。一般的に太陽光発電システムの導入には大金がかかります。盗難にあった場合はその大金を失う可能性があるのです。盗難に合わないために防犯意識を常に高めておく必要があるのです。

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