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太陽光ブレーカーが落ちない対策を!特徴や設置のポイントは?

太陽光発電を導入する際にはパネルばかりに目が行きがちです。しかし、実際にはそれ以外にも注意すべき点は存在します。たとえば、ブレーカー選びなどは極めて重要なポイントだといえるでしょう。そこで、太陽光発電のブレーカーについてよく知らないという人のために、その特徴や設置ポイントなどについて解説をしていきます。

そもそも太陽光ブレーカーって何?

“ブレーカーは送られてきた電気を分ける機能があるため、分電盤とも呼ばれています。たとえば、ビルや工場といった大規模施設の場合は送られてきた電気を生産設備や照明設備、動力設備などに振り分けていますし、2階建の住宅なら1階と2階に電気を分配するといった具合です。また、住宅用の分電盤は安全性を考慮して漏電遮断機や配線用遮断機がセットになっています。以前は玄関や廊下、キッチンといった場所に取り付けられていたのですが、現代では脱衣所の壁に設置するケースが増えています。なぜかというと、ユニットバスには天井点検口があり、それを利用してブレーカーの裏側をメンテナンスすることができるからです。

ちなみに、太陽光ブレーカーの場合は一般のブレーカーとは異なる機能が備わっています。太陽光発電によって作られ、パワーコンディショナーで交流に変換された電気エネルギーを住宅内に取り入れたり、余剰電気を電力会社へ送ったりするのがそれです。太陽光ブレーカーには内部に連携用の開閉器が備わっているため、2つの役割を切り替えながら行えるようになっているというわけです。”

太陽光ブレーカーの設置のポイント

“家を建てると同時に太陽光発電を導入する場合は、太陽光ブレーカーを選択するのが原則です。そうすれば、一般的なブレーカーと一体化できるため、余計な手間をかけずにすみます。一方、既存の住宅に太陽光発電を導入するケースでは新たに太陽光ブレーカーを設置しなければなりません。なぜなら、従来のブレーカーは基本的に太陽光発電のシステムには対応していないからです。太陽光ブレーカーを設置して初めて、太陽光発電で作った電気を家の中に取り込んだり、余った電気を電気会社に送って買電したりすることができるようになります。

いずれにせよ、太陽光発電システムに対応しているブレーカーがない場合は、システムの導入を依頼している業者が適切なブレーカーを選んで取り付けてくれるはずです。しかし、万が一、これが設置されていないとシステムそのものが利用できないばかりか、漏電が起きても電流が遮断されずに火災の原因となってしまったなどといったことにもなりかねません。したがって、導入の際には太陽光ブレーカーの設置の有無を業者に対してしっかりと確認しておくことが大切になってきます。”

太陽光発電の電気工事の流れ

“太陽光発電システムの工事は屋根にパネルを設置すれば完了というわけではありません。それに伴う電気工事も必須です。手順としては、まず、電気メーターの設置を行います。従来のものでは買電量しか測定できませんが、太陽光発電の場合は余った電気を電力会社に売るために売電量も測定する必要があります。そのため、売電量・買電量の両方を測定できるメーターへの付け替えが欠かせないわけです。以前はそれぞれ個別にメーターを設置していましたが、小型化が進んで現在では売電・買電が一体化したメーターを設置するのが主流となっています。

次に、太陽光ブレーカーの設置です。強い電流からシステムを守るため、容量に合ったものを選択することが重要です。続いて、送信ユニット・CTセンサー・カラーモニターを順次取り付けていきます。送信ユニットは発電量と売電量をカラーモニターに表示するための送信機であり、大きさはティッシュ箱ぐらいです。それを分電盤の横の空いたスペースなどに設置します。一方、CTセンサーは発電量と消費量を計測する装置で、計測データを送信ユニットに送る役割があります。ちなみに、これは分電盤のメインブレーカーと、太陽光ブレーカーの2カ所に取り付けなければなりません。しかも、向きを間違えるとカラーモニターの数字のプラスマイナスが逆転するおそれがあるため、注意が必要です。

カラーモニターは売電量や家電消費量を確認するためのものなので、見やすい場所に設置します。ただ、カラーモニターが送信ユニットから離れすぎると電波が届かず、数字が表示されない場合があります。その点を考慮した上で設置場所を決めることが大切です。最後にシステムが正常に作動するかを点検した上で片づけを行います。その際にはケーブルの切れ端などの細かい部材が残っていないか、忘れ物はないかなどを確認します。

以上で工事は完了ですが、忘れてはならないのが竣工検査の存在です。太陽光発電システムの導入工事を行った場合は電力会社に連絡し、問題がないか検査を受ける必要があるのです。それが無事終了すれば受給契約確認書を受け取り、売電開始となります。”

太陽光ブレーカーが落ちてしまう原因は?

“太陽光発電システムを導入した家で電気を使用していると突然、太陽光ブレーカーが落ちてしまうケースがあります。その原因として考えられるのは主に、「電力の使い過ぎ」「主幹ブレーカーの容量不足」「高温」「湿気の影響」「漏電」の5点です。その中でも特に多いとされているのが電力の使いすぎです。ブレーカーにはそれぞれ設定容量があるため、使用する電力はそれを下回っていなければなりません。ところが、電子レンジ、ドライヤー、IHクッキングヒーター、電気ストーブなどといったものはかなりの電力を必要とするため、同時に使用していると設定容量をオーバーしてしまう場合があるのです。

また、あまり電気を使っていないのに落ちる場合は容量の設定を間違っている可能性があります。そういったケースでは、業者に容量設定の確認をしてもらうのが賢明です。ちなみに、ブレーカーには主幹ブレーカーと系統ブレーカーがありますが、正常に機能するためには主幹ブレーカーの容量が系統ブレーカーの総容量を上回っている必要があります。もし、それが逆転すると、過積載の状態になってブレーカーが落ちるというわけです。これは太陽光モジュールを増設した際に、主幹ブレーカーの容量を増設し忘れるといった形でよく起こります。

さらに、ブレーカー自体に問題がない場合は、高温や湿気がブレーカーが落ちる原因の有力候補となります。なぜなら、内部の温度が上がるとブレーカーが落ちるという現象はよく知られていますし、湿気が高くなると漏電につながるおそれがあるからです。そして、漏電が起きると異常を感知して電流を遮断するので、ブレーカーが落ちてしまうことになります。”

太陽光ブレーカーが落ちないようにするための対策

ブレーカーを高温多湿な場所に置くと落ちる可能性は高くなってしまいます。したがって、まず直射日光の当たらない場所に設置するのが基本です。できれば、風通しがよくて湿気がこもらないところがよいでしょう。その上で、温度管理や湿度管理を徹底することが大切です。特に、ブレーカーの周辺で雨漏りが起きているかどうかはこまめにチェックするようにします。また、定期的にブレーカーのメンテナンスをすることも有力な対策の一つです。さらに、太陽光発電システム導入時には、業者と漏電対策について相談しておきましょう。経験豊富な業者なら貴重なアドバイスをもらえるはずです。

まとめ

せっかく太陽光発電のシステムを導入してもブレーカーがしょっちゅう落ちるようでは困ってしまいます。それを防ぐには「温度・湿度管理を行う」「定期メンテナンスを欠かさない」などといった具合に、しっかりとした対策が必須です。いつでも太陽光発電を稼働できるようにしておくことで快適な生活が送れるようにしていきましょう。

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