屋根にテレビアンテナがありますが、発電に影響ありますでしょうか?
アンテナがパネルに影を落とす位置にある場合は、発電量に影響が出ます。
特に、太陽電池を設置する予定位置の南側(太陽光が当たりやすい方向)にアンテナがある場合は、日射の角度によって影がかかりやすくなるため、状況に応じてアンテナの移設をご提案することがあります。これはアンテナに限らず、煙突など屋根上の突起物も同様です。
アンテナは、受信状況を確認しながら発電に影響の少ない位置へ移設できる場合が多い一方、煙突など建物構造上移設が難しいものもあります。その場合は、基本的に突起物を避けるようにレイアウトしますが、時間帯によっては一時的に影がかかることもあります。
重要なのは「影を完全にゼロにする」ことだけにこだわるのではなく、発電量と設置枚数のバランスを取ることです。例えば、一時的な影を避けるためにパネル枚数を大幅に減らしてしまうと、トータルの発電量が下がり、結果的にもったいないケースもあります。
そこで弊社では、影の出方に応じて回路(ストリング)の構成を調整した設計をご提案します。太陽光発電は、複数枚のパネルを直列に接続したグループごとに発電する仕組みになっており、このグループを一般的に「回路(ストリング)」と呼びます。影がかかりやすいパネルを同じ回路にまとめる/回路内の枚数を調整するなどの工夫により、影の影響を必要最小限に抑えることが可能です(機器構成により最適解は異なります)。
アンテナや突起物の影響は設置位置・屋根形状・周辺環境によって変わりますので、現地で状況を確認したうえで、分かりやすく、最も効果的なレイアウトをご提案いたします。