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太陽光発電を検討するならpv施工技術者のいる事業所を選ぼう

太陽光発電の導入を検討している人にとって、専門の資格を保持している施工業者さんは頼れる存在です。とは言え、扱い慣れていない精密機械だからこそ相手のスキルを見定めるのは簡単ではありません。そこで今回は、太陽光発電の設備を専門に扱っているpv施工技術者について取り上げてみました。pv施工技術者の資格とはどんなモノなのか、設置者に選ばれている理由やメリットなどについて詳しくご説明しましょう。

太陽光発電の設置にはトラブルがつきもの!?

“日本における太陽光発電システムの普及率は右肩上がりに伸びていると報道されていますが、特に際立っているのは固定価格買取制度(FIT)が制定された2012年以降の急激な伸び率でしょう。売電単価の高額設定による効果はもちろん、大規模震災をきっかけにクリーンな再生エネルギーへの関心が人々の間で高まったのも、太陽光発電システムの市場が加速度的に拡大した要因と考えられています。ですが、太陽光発電システムのユーザー増加は一概にポジティブな側面ばかりとは言い切れません。再生可能エネルギーを普及させる目的でスタートした固定価格買取制度によって、個人から事業主まで多くの人が太陽光発電のフィールドに参入するようになったのは事実ですが、その一方で設備の設置を巡るトラブルも急激に増えているのです。

各地の消費者から相談が寄せられる国民生活センターでは、2008年からソーラーシステムに関する統計を取り始めており、2008年の相談件数が1,719件だったのに対して2014年の相談件数は4,371件にも達したと報告されています。つまり、2008年~2014年のわずか6年間で2.5倍以上もソーラーシステムに関するトラブルが増加しているという事実が浮き彫りになったのです。

また、消費者から寄せられた相談の大部分を占めているのが訪問販売だったという点も見過ごせません。2008年のトータル相談件数のうち訪問販売は1,434件で約83%、2014年の訪問販売は2,436件で56%といずれも半数以上を上回っているのです。内容としては解約トラブルに関するクーリングオフや違約金に関する相談が多く、担当営業者の説明不足や偏った主張によってユーザーの勘違いや誤った認識がミスリードされているようだと警鐘を鳴らしています。無用なトラブルを避けるためには、どのようなケースがトラブルに発展しやすいのか把握しておくことが大切です。”

pv施工技術者とは

“国民生活センターに助けを求めてくる相談者の多くが訪問販売業者とのトラブルを抱えているからと言って、全ての訪問販売業者を疑う必要はありません。とは言え、信用できる相手かどうか何を基準に見極めたら良いのか分からないという人も多いでしょう。それなら、pv施工技術者が所属している事業所を選ぶというのも一つの方法です。太陽光発電システムは精密機械であるにも関わらず、特別な資格がない人でも設置することができたという経緯がありました。その結果、施工トラブルや機器トラブルに繋がる事例が頻繁に発生していたのです。

この状況を改善するため、一般社団法人太陽光発電教会(JPEA)が2012年にpv施工技術者制度を創設。技術者に求められる一定水準の品質を確保するだけでなく更なる向上を目的として創設された制度により、住宅用太陽光発電システムを自宅に設置する際、多くのユーザーが基礎的な知識や技術を習得したpv施工技術者による施工が受けられるようになったのです。業界の有識者が数多く所属する協会に認められた良質な施工技術者の存在は、ユーザーに安心感を与えるのはもちろん今後も拡大が見込まれている家庭用太陽光発電システムの健全な発展に寄与すると期待されています。”

pv施工技術者制度内容1.研修

“pv施工技術者制度は「研修」「認定試験」「認定」の3つのパートによって構成されており、順番にクリアしなければなりません。つまり、たとえどんなに太陽光発電システムの知識や現場の実績が豊富でもJPEAに認定されたカリキュラムに基づく研修を受けていなければ、pv施工技術者の認定試験を受験する資格すら得られないのです。3日間続く研修は基本的にJPEAから認定を受けた研修機関で行われ、「座学講習」「実技実習」「修了試験」の順番で進んでいきます。

基礎知識から施工時の注意点までを「太陽光発電システムPV施工技術者研修テキスト」に基づいて総合的に学ぶのが座学講習です。ちなみに、上記のテキストは有料で類似品の代用は認められていません。実技実習では施工の基本技術をマスターするために、実際の現場を再現した模擬屋根に太陽光発電システムの設備を設置しながら、手順やパーツの特徴について学びます。座学講習と実技実習のカリキュラムを終了すると、最後に待っているのが修了試験です。何かと屋外での作業が多い施工技術者の中には久しぶりの筆記試験に緊張する人も多いようですが、スキルの習得レベルを確認するためには欠かせません。修了試験に合格すると、協会が定めた一定水準のスキルが習得できたと判断されて認定研修修了証が交付されます。”

pv施工技術者制度内容2.認定試験

“所定の研修を受けては認定研修修了証を交付されたら、次に待っているのが認定試験です。認定試験のペースは年に1~2回ほど、全国約8カ所で開催されています。試験の仕様はマークシートによる5肢択一形式の問題が50問ほどですが、試験時間は100分の時もあれば120分の時もあるので事前に確認した方が良いでしょう。ちなみに、認定試験を受ける前には必ず受験資格の有無が確認されます。確認内容はJPEAが認証した研修を修了しているか、太陽光発電システムメーカー別の施工ID を取得しているか、住宅用太陽光発電システムに係る施工研修を修了しているか、の3点です。

第1回の試験では、受験者数2,047名のうち1,751名が合格し85.5%の合格率でした。第2回の試験では受験者数995名のうち602名が合格し60.5%の合格率、第3回の試験では受験者数382名のうち269名が合格し70.4%の合格率、第4回の試験では受験者数239名のうち180名が合格し75.3%の合格率という結果に。第5回の試験では受験者数123名のうち96名が合格し78.0%の合格率、第6回の試験では受験者数69名のうち46名が合格し66.7%の合格率でした。これらの情報から、回を重ねるごとにpv施工技術者の認定試験を受験する人数は減少しているものの、合格率は常に70%前後で安定しているのが分かります。ちなみに、合格基準はいずれも100点満点中60点で統一されていますので、50問中30問の正解がボーダーラインと考えて良いでしょう。”

pv施工技術者制度内容3.認定~更新

“認定試験に合格すると、JPEAから一定水準以上の知識を有すると認められた証としてpv施工技術者の認定証が交付されます。ただし、認定試験に合格したからと言って永久的にpv施工技術者として活動できる訳ではありません。pv施工技術者の有効期限は認定証の発行から4年間と定められており、有効期限が切れる前に所定の更新手続きを踏まなければ更新してもらえないのです。ちなみに、以前は更新にあたり研修の受け直しやe-learningでの学習などが必要でしたが、2018年頃からは有料ではあるものの写真1枚の提出と手続きのみで更新ができるように制度が変更されています。

JPEAが発行している認定証を持っていない施工業者より、持っている施工業者に依頼した方がユーザー心理としても安心でしょう。ですが、ただ持っていれば良いというモノではありません。確かに、pv施工技術者の認定証には本人の写真が載っていますし、他人に貸し出すことも禁止されています。つまり、大切なマイホームに太陽光発電システムを設置する際は、認定証の写真が本人の容貌と一致しているか、有効期限が切れていないかの2点を確認する必要があるのです。太陽光発電の技術は、世界中で目覚ましい勢いで変化を遂げています。たとえ写真で本人だと確認できたとしても何年も前に有効期限が切れている場合は、最新の情報に取り残されている人かもしれません。世界中のメーカーがしのぎを削っている太陽光発電だからこそ、常にアンテナを張って新しい情報を取り入れている技術者を選んだ方が有利と言えるでしょう。”

2017年新設のpv施工技術者制度とは?

“2012年にJPEAが始めた施工技術者制度は、長年にわたりユーザーが施工業者を選定する際に指針の役割を担ってきました。その後、再生可能エネルギーから発電した電気を国が定めた価格で買い取るよう電力会社に義務づけた制度、FIT法の改正が2017年4月1日から施行されたのをきっかけに、JPEAでも同年にpv施工技術者制度の見直しが行われています。従来のpv施工技術者については引き続き更新手続きを受け付けていますが、これとは別に「pvマスター技術者制度」を新たにスタートさせたのです。

pvマスター技術者制度とは、既にpv施工技術者制度で対象に含まれていた個人の住宅用だけにとどまらず、地上に設置する際に必要とされる全ての太陽光発電システムも対象にしている制度です。専門スキルが一定の水準に達していると証明できた技術者は、JPEAによって施工はもちろん保守点検の知識から技術面にいたるまで習得レベルが認定されます。ちなみに、この制度の認定試験は「pvマスター施工技術者」および「pvマスター保守点検技術者」の2種類に分類されているのが特徴です。”

pvマスター施工技術者の認定試験

“pvマスター施工技術者としての活動を希望する場合、JPEAの認証研修機関が行っている専門の「認定研修」を受講したうえで「認定試験」に合格しなければなりません。認証研修を構成しているのは、「座学講習」「実技実習」「修了試験」の3つのパートです。座学講習では指定された2冊のテキストを基に太陽光発電に関する基礎知識をはじめ個人の住宅や地上設置にともなう注意点までを、実技実習では実際の現場に見立てた模擬屋根や地上設置用の架台を使用しながらpvの設置方法や施工の基礎知識などを学びます。

最後に、修了試験で一定水準のスキルが身についていると認められた人には認証研修修了証が交付され、ようやく目標であるpvマスター施工技術者を目指して認証試験へのチャレンジが始まるのです。pv施工技術者制度の研修に似ていると言った方がイメージしやすいかもしれません。ちなみに、JPEA認証試験に出る問題は座学で使用したテキストから出題されるのが一般的です。”

PVマスター保守点検技術者の認定試験

“FIT法の改正により修正された「事業計画策定ガイドライン」では、太陽光発電を扱う技術者についてもいくつか手直しが行われました。その結果、修正後の上記ガイドラインには太陽光発電設備の保守点検を行う技術者に対して必要な知識や技術の習得を義務づける一文が記載されています。このルールを順守するために、JPEAが新たに設けた基準こそ「PVマスター保守点検技術者」という資格なのです。資格取得の希望者は、JPEAが実施する認定試験を受験して合格するのが必須条件となります。ちなみに、資格認定を行うJPEAが合否の根拠としているのは、上記ガイドラインにも記載されている「太陽光発電システム保守点検ガイドライン(JPEA、JEMA制定)」の内容です。

注意点は、特定の資格を持っていなければ認定試験が受けられないという点でしょう。pvマスター保守点検技術者の認定試験はpv施工技術者・pvマスター施工技術者・電気主任技術者・電気工事士のうち最低1つの資格を持っている人だけの特権なのです。ちなみに事前に告知されている筆記試験の出題範囲は、メインとなる「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」にオーム社発行の「太陽光発電システムの設計と施工(改訂5版)」と、JPEA編集の「太陽光発電システム住宅・地上設置及び保守点検 解説書」を加えた計3冊です。”

pvマスター施工技術者の資格があることのメリット

“pvマスター施工技術者の資格を持っているとどんなメリットが得られるのか、視点を変えた3つの側面からご説明しましょう。設置者から見たメリットは、優良な施工業者を短時間で選別できるという点に尽きます。太陽光発電システムの施工に関するスキルが一定水準に達しているとJEMAから認められている分、設備を設置した後にトラブルが発生するリスクは限りなく低いと判断できます。もちろん、資格保有者を雇用しているpv施工事業者から見てもメリットは少なくありません。基礎的な知識はもちろん設備の設置に欠かせない技術レベルの水準が高ければ、それだけ顧客の満足度アップに繋がります。太陽光発電には地域のコミュニティーに根差した業務展開が有効と言われていますので、口コミの評判も侮れません。

最後に取り上げるのがpvメーカーから見たメリットです。太陽光発電の設備には商品ごとに設置方法が異なるという難点があり、基本的な知識や施工スキルが身についていないスタッフを教育するにはかなりの労力と時間が必要になります。その点、pvマスター施工技術者の資格を持っているスタッフなら自社の施工方法をレクチャーする研修だけに集中できる分、効率よく業務がこなせるのはもちろん高い技術水準を確保しながら更なるスキルアップも図れるのです。しかも、業界全体としても優秀な施工技術者の育成に繋がります。”

まとめ

環境にもお財布にも優しいと言われる太陽光発電システムですが、設備の設置後にトラブルになるケースが報告されているのも事実です。だからこそ、pvマスター施工技術者が所属している事業所を選んでいる人が多いのでしょう。スキルの高さはもちろん、身元が確かめられるだけでも安心感に繋がります。

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