太陽光発電市場の低価格が進んでいる。太平洋側と日本海側で気候状態が異なり、電力会社が混在し売電単価が20円以下の販売店・施工店がどう生き抜くかが見ものである。
2016年における県庁所在地別の日照時間のベスト10
1、山梨県甲府市2187.1h
2、愛知県名古屋市2168.2h
3、和歌山県和歌山市2154.6h
4、三重県津市2143.6h
5、岐阜県岐阜市2134.5h
6、群馬県前橋市2129.2h
7、大阪府大阪市2127.0h
8、兵庫県神戸市2114.7h
9、徳島県徳島市2098.8h
10、静岡県静岡市2098.7h
平均、1913.8h
気象庁の公表データから分かる通り、日照時間が長いのは中部エリアに5エリアが混在している。しかしながら、中部10県の太陽光発電導入エリアランキング2017値年3月末時点(新規認定分+移行認定分)
1、全国ランキング2位の愛知県1.96GW
2、全国ランキング7位の静岡県1.52GW
3、全国ランキング10位の三重県1.28GW
4、全国ランキング15位の長野県1.01GW
5、全国ランキング17位の岐阜県0.92GW
6、全国ランキング30位の山梨県0.50GW
7、全国ランキング40位の石川県0.31GW
8、全国ランキング42位の新潟県0.25GW
9、全国ランキング43位の富山県0.23GW
10、全国ランキング47位の福井0.17GW
太平洋側は太陽光発電が盛んになっており、日本海側は残念な結果になっている。
中部圏における太陽光発電システムの規模 2012年度導入量380MW、市場規模1550億円。2013年度の導入量1440MW、市場規模4480億円。2014年度導入量1920MW、市場規模5480億円。2015年度導入量1850MW、市場規模5500億円。2016年度導入量1365MW、市場規模3620億円。気象庁公表データや経済産業省のPVEYE資料を基に作成させて頂いております。中部電力では静岡県富士川以西、愛知県、長野県、三重県、岐阜県。東京電力では山梨県、静岡県富士川以東。東北電力では新潟県、無制限制御の出力対象。北陸電力では石川県、福井県敦賀市以東、富山県、岐阜県北部、無制限・無保証の出力制限対象。関西電力では福井県美浜町以西、三重県熊野市以南。電力会社の後押しもあるが、人口密度や新築の施工数、若い層の流動性、大手企業の本社、弊社としては日射量も導入の判断材料ではあるが世帯収入の安定性が大切だと思います。
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